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Straw&Berry #1 『マリア』

Category : 演劇

  マリア

4/18(木)19:30~王子小劇場にて観劇。

<あらすじ>
メジャーデビューを控えたバンドをやっている大庭シゲル(野田裕貴)は
栗原まりや(百花亜希)と同棲いるが、
彼女には夫、山内隆(岡野康弘)がいた。
DVがいやになり、シゲルの下へ来るが、ほどなく見つかってしまう。
しかし、そこで事故が起きてしまい…


「好きだけど、嫌いなったわけではないけど別れなくてはならない」
この事実に対し、理解ができないシゲル。

情けなくてダメな男かと思うが、そうでもない。
シゲルは常に真っ直ぐで、純粋だと思った。

あまりに真っ直ぐで純粋だからこそ、
好きだけど別れなければならないという、
相手の気持ちを矛盾しているように感じ、
理解ができない辛さ。

このもどかしさがジワジワくる。
恋人のまりや、真理(鮎川桃果)との関係だけでなく、
バンドのメンバーとの関係もそうだ。
歪みがだんだんと修復できなくなっていく。
それが痛みとなって表れてくる。

やがてその痛みに耐え切れなくなる。

母性にを拠り所とするシゲルは、
常に甘やかしてくれる母の佳子(岩本えり)がいながら、
まりあと付き合い別れ、
真理とも付き合い別れる。

そして最後には佳子とキスをし、暗転。
このシーンのインパクトが大きい。

中盤で、
シゲルとまりやのデートの映像が流れる間に、
シゲル一人暮らしの部屋のセットが
中央を境に下手側が実家のシゲルの部屋、
上手側が横井亮(金丸慎太郎)の経営するカフェ
に転換するのが凄かった。

カフェとシゲルの実家の部屋で
くっきり明暗が分かれている印象。
だけれども、どちらにもまだ繋がりがあって
表裏一体であるようにも思われる。

そしてスクリーンに映し出される
ラストのエンドロールや劇中で流されるPENPALSの曲が
時に切ないくらいに真っ直ぐ刺さる。

その後、OPのシーンに返っていく。

これまで見てきたことは、
ある一つの結末で、
別の未来があることを暗示しているのか、
それとも、ただの悪い夢なのか。

百花さんがやっぱり素敵だったな~。
どの役にも自然体で馴染んでいく感じ、
今回の作品がリアリティのあるものだったが、
以前観た「月の剥がれる」のような作品とは違った
魅力を観た気がした。

おまけ演劇の「会沢ナオトインティライミ」は、
本編と全く関係のない、本編の内容を著しく損なうとされた寸劇。
これはこれで楽しかった。

こういう息抜き的なものも必要だと思う。
即興のアドリブを感じられるのが楽しい。
本編とは繋がりがまったくなく、余韻が消えていくけれど。

そんな、毎日。
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テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

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