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弥生暮れて

Category : 日ごと

昨日の一色洋平ワークショップのおかげか
今日のテニスは動きが良さげだった。

硬式だけどね。
やり方はソフトテニスのままですが。

しかし、弟に上手いと認められる俺は何だ?
ま、これだけではダメだけど。
本業(ソフトテニス)でちゃんと
周囲の皆々様方に認められないと!

昨日のワークショップのトレーニングを
続けて確実にものにしていく!!

3月ももう終わりですかー。

そんな、毎日。
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テーマ: 筋トレ
ジャンル: スポーツ

3/30(土)13:00~お台場海浜公園にて。

あまり詳細は書きませんが、
とにかくためになる!
楽しい!また来たい!
良いことだらけ!


俳優、一色洋平の身体能力の高さは
犬と串「さわやかファシズム」、
Theatre Polyphonic「音楽冒険活劇 ペール・ギュント」、
アマヤドリ「月の剥がれる」などで
実体験済み。

まず洋平先生曰く、
砂浜がトレーニングには、もってこいだってこと。

メニューうんぬんより環境が良いことを
きちんと説明してもらえます!

始める前には自身の実績から紹介して
参加者を納得させていくところがしっかりしてます。
(次回参加して本人から聞いてください。
さらっとスゴイことを言っていたので。)

そして、うんちくや豆知識を織り交ぜつつ、
初心者でもできるレベルに練られたメニューの数々。

寒かったので、冬の海岸トレみたいだったけど、
楽しかったな~。

後半はややキツめのもあったけれど、
本当に良かった!

また次回もスケジュール明けて参加したい!

個人的にも洋平先生に会えて良かった!
やっと挨拶が出来たから、次回は不審者には思われないだろう(笑)
何か風景の写真でも撮れば良かったな…

そんな、毎日。

テーマ: 筋トレ
ジャンル: スポーツ

      従軍中のウィトゲンシュタインが・・・

3/29(金)19:30~こまばアゴラ劇場にて観劇。

テアトル・ド・アナールというユニットの第二回公演。

Theatre des Annales vol.2
『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが
ブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行
──およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/
しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならないという言葉により
何を殺し何を生きようと祈ったのか?
という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』

タイトル、長っ!ギネス級でないかい?



<あらすじ>**************************************************
第一次世界大戦のオーストリア×ロシアの東部戦線。

オーストリア軍の兵舎で
イギリス留学時の親友ビンセント(山崎彬、二役)への
手紙を綴るルートヴィヒ(西村壮悟)。
しかし同じ師団には、粗暴で何を考えているのか
分からない連中ばかりで精神的に参っていた。
とりわけ外見はビンセントに瓜二つだが素行が悪いミヒャエル(山崎彬)は、
ルートヴィヒを同性愛者とみなして蔑んでいた。

賭けカードゲームでカミル(井上裕朗)に勝ったミヒャエルは
その戦利金を手に女性の元へ。

入れ替わりに師団の隊長、スタイナー軍曹(榊原毅)が
補給部から持ち出してきた食糧を手土産に命令書を持参して来る。

戦況を伝え、今夜の襲撃を予測し、皆が準備にかかる。

ルートヴィヒは兵舎に残ったベルナルド(伊勢谷能宣)とともに
テーブルの上で食糧などをカルパチア山脈、ウルム川、自軍、敵軍に見立て
戦況を把握しようとしていた。

そこでルートヴィヒは言葉によってほぼ際限なく世界を
表せることに気づく。

そしてロシア軍の迫る中、危険な哨戒塔任務を決めることとなるが…
*************************************************************

男5人の芝居で熱く濃く生っぽいけれど、
嫌味な感じがそんなにしない。

戦争が舞台で、特に暗闇の中、音で塹壕での戦闘を
表したのは感覚に鋭敏に感じた。

そのちょっと前に出演者の山崎彬さんの所属する
悪い芝居の「キャッチャーインザ闇」という作品を観て
暗闇に関するのが続くなーと思い、
どちらも暗闇を上手く利用されているなと。

三条会の榊原毅さんは声量があり、
軍人然とした雰囲気が合っているのに
ことごとく、会話のズレなどで
作中一番のコメディリリーフで魅力的だった。

アフタートークではエチュードに入ったときと
普段の気さくな様子のギャップが素敵だった。

カミル役の井上裕朗さんは、棘のある役柄を本当に熱演。
あの気持ちの入りようが凄かった。
ある意味で戦争や現実の残酷さを体現していたと思う。

ベルナルド役の伊勢谷能宣さんは純朴。
ただ周りの人間とちょっと雰囲気が違い、
表面上は流されがちに見られても、
亡くなった戦友を忘れないという気持ちに
芯が通っているようにも感じられた。

ルートヴィヒ役の西村壮悟さんは、
落ち着いた感じで戦場に似つかわしくない雰囲気だが、
ふとした言葉から哲学の真理を見つけた瞬間の
その世界に入り込む様は、
さながら世紀の発見をした科学者のよう。
ラストの場面は、ある意味自分の真理を掴んで
神々しささえ感じた。

ミヒャエル、ビンセント役の山崎彬さんは
今回はカメレオン的変化だった。
ミヒャエルは本当に嫌味な感じが伝わったので、
ヒール(悪役)的要素が十分だった。
それに対し真逆のビンセントは、
ルートヴィヒの悩みを聞き、助言を与えつつ
友情以上のものを感じさせる芝居が不思議な魅力。

今でこそ「BL」が知られてきているが、
男の愛情というのも不思議な感覚がある。
それこそ「戦場のメリークリスマス」のような。

戦場というクリティカルな場所、環境だと
日常では見過ごされるような些細なことに
気付きやすいのでは、と改めて感じた。

ルートヴィヒが自身の哲学を一つ
研ぎ澄ましたのは、
誰もが生について貪欲になる場=戦場で、
だからこそ哲学が生き方に繋がる
身近なものとしても捉えられたのではないだろうか。

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

明日は、3月の観劇納めにこれを観に行く。

Theatre des Annales vol.2(テアトル・ド・アナール)

タイトルがバカみたいに長い。ギネス級ではないか。

『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが
ブルシーロフ攻勢の夜に弾丸の雨降り注ぐ哨戒塔の上で辿り着いた最後の一行
──およそ語り得るものについては明晰に語られ得る/
しかし語り得ぬことについて人は沈黙せねばならないという言葉により
何を殺し何を生きようと祈ったのか?
という語り得ずただ示されるのみの事実にまつわる物語』

Theatre des Annales 公式サイト

長げーよ(笑)
まずタイトルで先制パンチとはねぇ。
作・演出の谷さんっぽい感じが。

哲学者のルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインについての
男5人芝居。

私、隠してはいないが、
日本の哲学者、井上円了がつくった哲学館をルーツとした
某、最近駅伝が強い鉄紺の大学に通っていて
哲学には縁があるような。

高校の倫理の授業から哲学に興味をもっていて
大学は社会学部だけど、
哲学的な思案が好きになったのもこの頃だ。

だから何に対しても
より一層考え込むようになったのは、この時期から(嘘です)。

とにかく作・演出の演劇悪魔、谷賢一と
5人の精鋭が揃ったアゴラ劇場での芝居が今から楽しみ。

と、その前に急遽寄るところが。
勤務先に程近いところで
こんな写真展がやっているらしいことを知る。
TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY

先日もアマヤドリ「月の剥がれる」に
出演されていた、鈴木由里さんより、
作品のモデルになっていることを知り、
ちょっと近いし、観に行こうかと。

美術館、展覧会的なのは今年初めてだ。
感性を研ぎ澄ます日にしよう、明日は。

そんな、毎日。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

   プロジェクトBB


ここまで長いキャリアがあって、
キャリア自体が一つのキャラクターとなっている。

そんな人多くないけれど、
ジャッキー・チェンと聞けば、
誰もが知るアクションスター。

その危険なスタントやアクションを
自らでこなしながら、
監督やプロデュースなどを器用にこなし、
世界中を股にかけて活躍。

もうすぐ「ライジング・ドラゴン」も公開されるけど、
ここで最近の作品のお気に入りのうちの一作品を。

「プロジェクトBB」

「プロジェクトA」というジャッキー・チェンの代表作から
タイトル取ったわけだけど、内容は全くの別物。

似たような内容のハリウッド映画があったような。

<あらすじ>
腕利きの泥棒チーム、サンダル(ジャッキーチェン)、
フリーパス(ルイス・クー)、大家(マイケル・ホイ)。

金に困った彼らに大きな仕事が舞い込む。

それは富豪の赤ちゃんを盗むこと。

誘拐・殺人・放火などはやらないことをモットーにしていたが、
仕方なく盗み出すこととなるが、
その際の騒ぎで大家は警察に捕まってしまう。

大家が帰ってくるまでの間に
赤ちゃんの世話をすることとなったサンダル、フリーパスだが、
子育てなどやったこともなく悪戦苦闘。

それでも周囲の助けもあり、次第に慣れてくると
赤ちゃんに対して親心が芽生えてくる。

そんな中、赤ちゃん誘拐を依頼した暗黒街のボスが
3000万ドルと引き換えに赤ちゃんの引渡しを要求してくる・・・。


ジャッキーが泥棒、つまり悪者をやることで注目を集めたが、
もちろんただの泥棒ではない。
当然カンフーの達人だし、身のこなしは軽いし。

それに人を傷つけることは良しとしないのも、
これまでのジャッキーの演じたキャラと変わらない。

ちょっと違うのはギャンブル好きで借金を抱えているところか。
悪い奴ではないけれど、ちょっと救いようがない感じが
これまでのキャラクターにはなかった。

ルイス・クーはこの作品で初めて観たが、
コメディから、ドニー・イェンと共演した「導火線~フラッシュ・ポイント~」での
ハードな役柄まで、演技はでもあり、アクションもできる。
なかなかマルチで芸達者な人だ。

マイケル・ホイは馴染みは薄いが、
年上の方々には、「Mr.BOO!」シリーズなどでおなじみの
香港映画を代表するコメディ俳優。
日本語吹き替えの広川太一郎さんが有名。
この作品でジャッキーの吹き替え、石丸博也さんとは
26年ぶりの共演とのこと。

吹き替え見ると、言葉が漫談のように止まらない。
ギャグが流れるように出てくるのが凄い。

あとこの作品ではジャッキーとユン・ピョウの久々の共演も見もの。
アクションも披露してくれて往年の作品を思い出す。

久々にジャッキーのアクションも
キレが戻ったようで、
色んな小道具やその場のものを上手く使い、
なかなかハラハラドキドキして楽しめた。

物語も、「香港国際警察/NEW POLICE STORY」の
ベニー・チャン監督で、ジャッキーを知り尽くしていて
さらに細かいところで凝った演出や手堅い物語なども見せてくれて
本当に面白い作品。

赤ちゃんが可愛いし。
子どもが絡むと周囲の大人が
柔和になるのも分かる気がする。

そんな、毎日。

テーマ: 映画感想
ジャンル: 映画

アンマンへ

Category : 日ごと

届け、ブラジルW杯への道!

ということで今週早番、
明日4時30分起きなので寝ます。
眠いし。

失点しないことが大事だな~。

皆さん、日本代表の応援ヨロシク!

テーマ: サッカー
ジャンル: スポーツ

給料日の今日、
身につまされたことが。

年収が十分でないため、
結婚したくてもできない、
そんな人、特に若者が増えているといった類の
記事を読んだ。

わが身に起きているような気がして
他人事ではないような。
自分の場合は別の問題(相手の不在)もあるが。

何だろうね?

臆病なのって悪いことでないけど、
良くもないんだよね。
安定を選ぶことも悪くないけど、
良いとも思えない。

惑います、季節柄。

言いたいことがとっちらかっているが、
職を転じることも視野に入れつつ、
春からは戯曲セミナーに通うし、
上手くいく、いかないなんて考えずに、
実行しよう。

常識を疑うこと、
限界を決めないこと、
シンプルにいくこと。
力を抜くこと。

どれも大事。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

さて弥生

Category : 日ごと

もう弥生も残すところ1週間。

いつの間にか桜は満開。
もう後は散っていくのみ。

果たして地元、綱島で再来週を予定している
桜祭りは行われるのか。

5月にまた試合なので、
ちょっと今度は時間をかけて調整するべし!

今度の土曜には、そのきっかけをつかむ
体験をしに行く予定。

楽しみだ。

そんな、毎日。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

             フライト
               (C)2012 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

3/23(土)21:15~川崎チネチッタにて鑑賞。

デンゼル・ワシントンは上手いな。

<あらすじ>
フロリダ州オークランド発アトランタ行きの旅客機に乗り込んだ
ウィップ・ウィトカー機長(デンゼル・ワシントン)。
一流の操縦テクニックを誇る彼は、
この日も多少睡眠不足の状態であるものの、
激しい乱気流を鮮やかに切り抜ける。
機体が安定すると副操縦士に任せて睡眠を取るが、
その後機体が突然の急降下を始めて……。


※ネタバレあり。(読まれる方はご注意を)


冒頭、何気なくちょっと刺激の強いシーンから始まる。
ロバート・ゼメキスって
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」にしろ
「フォレスト・ガンプ/一期一会」にしろ
「キャスト・アウェイ」にしろ
堅実で真面目なドラマを作るイメージだったが。

序盤は、パニックムービーのようで、
その後、事故についての検証するサスペンスで、
中盤以降は、一人の男の再生へのドラマ。

宣伝文句や予告編ほどサスペンスっぽさはなく、
全体的にヒューマン・ドラマだと思った。

傍目から見れば、一流のベテランパイロット。
そう誰もがなれる職業でなく、
世間一般の印象は、良いだろう。

しかしその実は、
重度のアルコール依存症であるという闇を
ところどころの嘘で隠してきたが・・・。

アルコールを手放せないダメ男っぷりが
本当に観ていて嫌悪感抱くほど。
せっかく旧友などが罪を被らないように
お膳立てしているのを、
あっさりとぶち壊してしまう。

別れた妻や息子にも相手にされず、
せっかく出逢ったニコール(ケリー・ライリー)にも
愛想をつかされるほど。

このダメっぷりは、

それに中盤の病院の非常階段でのやり取りが
かなり良かった。

ウィップとニコールに絡む
末期がんの男性患者(ジェームズ・バッジ・デール)が
最初はうざったい道化役かと思いきや、
薬物依存、アルコール依存で悩む二人の
後の道筋を照らすよう。

妙にあっさり説教臭くなく、
それでいて、すーっと言葉が入ってくる。

最初嫌な奴に絡まれたな、って顔するニコールも
最後には笑顔になっている。
不思議な魅力を持っていた。

そしてダメさを出し尽くしてのラストが
見せるなぁ、デンゼル・ワシントン!

宣伝とはイメージが違うが、
逆に良い映画でした。

そんな、毎日。

   

テーマ: 映画感想
ジャンル: 映画

本日は、渋谷のスポーツバー“M-SPO”で
国際親善試合「日本vsカナダ」を観た。

前の日本vsフランス戦以来だったが、
今回は誘ってくれた親友O氏と、
同じ高校でO氏の幼馴染のA君が参加。

A君とは高校時代にほとんど交流がなかったので、
実質、初対面。
少し前にFacebookで交流が始まったのが、
一つきっかけとしてある。

演劇を観てTwitterで俳優さん達と
交流を持てたのもあるが、
ネットをきっかけに始めるのも
悪くないと思う。

無闇に交流を広げるのもどうかと思うけど、
一つのきっかけには良いものだと実感。

話を交えながら、サッカー観て
W杯予選ではないから、
そこそこの盛り上がり。

ブラジルW杯予選を敗退し、
通常の代表よりも若手を中心にした
カナダ代表が予想以上の健闘ぶりで
日本代表を脅かした。
ヨルダン戦では課題を克服し、
W杯出場を決めてもらいたい。

新たな交流も生まれて、
とても良い一日となった。

そんな、毎日。

テーマ: サッカー
ジャンル: スポーツ

昔は、はっきり考えていたわけではないけれど、
たぶん大人になるにつれて
だんだんと色んなところに
余裕が出てくるものだと思っていた。

経済的しかり、精神的しかり・・・。

いや~まだまだだね(笑)

経済的なんか、社会人になって
6年経つけれど、どんどんひもじくなっている気がする。
4年前から一人暮らししているが、
正直、年が経つにつれて
かっつかつになっていく気がする。

景気のせいにはしたくない。
昔は残業してたからっていうのも
違う気がする。

若干短気なのは直ってきたかな。
そうでなければ、今、この会社で働いてないだろうし。
正社員で働けるだけでも、
家あって、食べていけるだけでも贅沢なのかな。

けれどそんなことを言っていたら、
生きていれば良いになって
何もなくなる気もする。

根源はそうなんだけど、
精神的にも生きているのが人間であるがゆえ、
充足感もある程度必要なのではないか。

欲に任せきってしまうのは、
あまりお勧めしないが、
欲を持つこと、無欲なこと、
我慢すること開放することどれも大事!

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

キャッチャーインザ闇

3/20(水)19:00~王子小劇場で観劇。

昨夏の「カナヅチ女、夜泳ぐ」以来の
悪い芝居。

年末の「俺とあがさと彬と酒と」で
山崎彬、岡田太郎という
貪欲な演劇、音楽への想いを持つ
人々を間近で観て
何とも期待が上がる悪い芝居。

冒頭、数分間の暗転のままで始まる。
場面転換の暗転は他の芝居でも当たり前だが、
ただ数分間暗闇のままだと、
感覚を遮断される感じで変な気分になった。

3つの話が並行して進む。
失明から奇跡の回復をして
視力を取り戻した緑赤子(田川徳子)
夫のジャパン(山崎彬)とともに
失明前に見た景色を探して旅をする

まさに【見えない闇】。

世界記録ではなく、速さを貪欲に追求する、
100メートルの女子スプリンター、走打舞(大川原瑞穂)。
密かにコーチのスピード(大塚宣幸)に
ドーピングを打ってもらいつつ、
誰よりも何よりも早く走ることだけを考えていた。

例えるなら【欲望の闇】。


記憶をすぐになくす生徒ヤミー(池川貴清)と
その友達、光郎(福原冠)。
光郎はヤミーのためにある罪を犯して
ヤミーと逃げていた。

誰にもある【心の闇】。

闇は、周囲が何もかも見えない
真っ暗闇というよりも、
部屋の片隅の隙間の闇みたいな
ものかと思った。

闇がテーマでも全体的に重さは感じず、
ファンタジーっぽさを感じる。
脳内をめぐっているような、
おそらく山崎彬の脳内だろう。

ラストの3つの世界が入り乱れる混沌さ、
言葉では表現しきれない。

劇全体ではそれらを表現する
光の演出、照明が良かった。
闇を扱う芝居で照明を際立たせているのが、
上手いと思った。

大塚宣幸は、やはりキレがあり、
笑いはどんぴしゃ。
ただ、これまでのイメージとは違い、
シリアスな場面はキリっと締める
緩急の良さがあり、新たな魅力。

田川徳子は、何か引き付ける力がある。
呉城久美は、アイドルっぷりが良かった。

そして終演後は劇団内バンド
「ザゴーズ」(池川貴清、岡田太郎)のアコースティックライブ。

「シロップ飲んじゃった」
「ハロードッペルゲンガー」
「キャッチャーインザ闇」

どれも良かったので終演後は、
別世界の音楽を楽しむのが良いでしょう。

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

最近こんなニュースがあった。

被爆者姿のジオラマ模型撤去へ 広島平和記念資料館

広島の平和記念資料館の本館の中にある、
投下後の壊滅した街の様子を表した、
ジオラマ展示の模型が資料館の改修工事に伴い、
撤去されるという。

記事の中に
「『残酷で子どもに見せられない』という
意見が寄せられるようになり…(略)」
とあって
そこをさらっと見ただけだと、
おいおい、と突っ込みを入れたくなったが、
よく読むと事情はやや違っていた。

模型の代わりに、
実際に被爆者が身に着けていた衣服や
壊滅した街の写真などを展示する予定だという。

個人的にも俺が平和祈念資料館を訪れたのが、
2005年の夏。終戦から60年目の時。

鹿児島は知覧の特攻平和会館に行き、
その後、広島へ。
60年の節目に大学生活3年目で
融通のきく時間を使った一人旅。

本当に思った以上の衝撃で、
その後、社会学部なのに卒論で
「特攻隊」を扱って翌年の夏に再度訪れることとなる。

先の模型撤去の話に戻ると、
意見の一部とはいえ、
「残酷で子供に見せられない」という意見は
考えさせられる。

何でもかんでも子供に見せれば良いというのも
無責任すぎる気もするし、
だからといって何に対しても
フィルターをかけて、怖い、危険、汚い、などのものから
目を背けるのもどうかと思う。

ただ、平和祈念資料館や戦争について言えば、
事実を知ることは大事だと思う。
出来る限り真実を知っていく方がよい。

2年前の震災と結び付けるのは浅はかだが、
原発事故について、杜撰な管理による人災と考えるなら、
戦争も人間が起こす愚かな行為の一つだと思う。

結論が見えにくいが、
伝える側にも事情があれど、
受ける側に変な偏りを与えるような
報道はしないでもらいたい。

そういった歪みが少しずつ重なって
人災というのは引き起こされるだろうと思うから。

まるで断層が少しずつずれて
ある時に大きく崩れる地震の仕組みと同じではないか。

テーマ: 気になった事
ジャンル: ニュース

     地下室

2/2(土)14:00~こまばアゴラ劇場にて観劇。

舞台美術が凝っていてその場所の見た感じよりも、
そこを舞台とした人々の不気味さの方が際立っていた。


特殊な製法の水やその関連製品で話題を集める自然食品会社の
地下室を舞台として、血のつながりは無くても
住み込みで働く社員たちで、家族のような共同体を作っていて
一見すると、誰もが穏やかで平和な関係のある印象。

ただ視点を変えると、
この共同体の関係の歪みが徐々に分かってきて、
良い意味で気持ち悪さや怖さを感じた。
このある種の異様なまでの集団原理に、
異様さの隔たりが大きいからこそ、
笑いも度々起きたように思えた。

共同体の要である森男(奥田洋平)と彼の作る水が
外部から入ってきた酒井エリ(富田真喜)という女性によって
徐々に変化し、みんなの関係が壊れ、
これまで穏やかに見えた人々の別の一面が表れてくる。

店長の相川(古舘寛治)がいう、
「毒を出す」という意味の懺悔のような仕組み、
立派な家族の一員となるために店長と繋がる儀式。
最初から少しずつ感じてはいたが
まさにカルトなどの新興宗教に繋がる。
個人的にビリビリと警戒感が走った(笑)
執筆当初は、オウムなどのカルトが意識されていたという。

また劇中を通して、自分達は普段から、
どれだけ曖昧な言葉を多用しているのかと
いうのが身に染みた。

あと巷で聞こえの良い、
「リサイクル」、「毒を出すこと(≒デトックス)」、
「自然食品」などを扱って
別の解釈でそれらを表すこと自体が
痛烈な皮肉であるように感じた。

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

     横浜市民大会20130317

3/17(日) 会場:富岡西公園テニスコート

快晴のテニス日和。
ちょっと会場は遠いけれど、
助っ人が3人も来てくれて
心強い限り。

しかし、第一試合、2番手として出て
ゲームカウント3-0であと1セット取れば勝ちのところで
ビビッてしまい、ずるずるとセットを落とし、
結局ファイナルゲームで負けた。

まぁ立て直すというか、
切り替えるというか、
もう少し余裕もってやらなくては。

第二試合、2番手で悪くはないものの、
あっさり負けた。一矢報いるというか、
やるべき内容すらないと、ダメだと思った。

第三試合、2番手で出て辛くも勝った。
ちょっとこの7部(リーグ)あたりでは、
それなりの戦い方を考えないといけない。
ただ真っ先に言えることは、
もっと積極的にということ。

第四試合、3番手で相手は今回の7部で
優勝したチーム。
実力は相手が確実に上だったが、
最後の試合で体力切れなのか分からないが、
また勝てた。ペアの後衛のおかげだが。
チームとしても唯一の勝利。

終わったら、体がボロボロ。
毎度毎度分かっているのに気負いすぎ。

良い意味でいつもの練習のように。
5月の試合はもっと楽しむぞ!

ただこの日頑張れたのは、
演劇からパワーをもらったことも一つ大きい!
ありがとうございました!!

そんな、毎日。

テーマ: テニス
ジャンル: スポーツ

2/8(金)20:00~荻窪小劇場にて観劇。

当日現地に行ってパンフレットを見ると、
「くじらのおなか」というこれまでのタイトルは影も形もなく、
「ポテサラ パニック ピクニック パーティー」という
奇抜なものに生まれ変わった。

何でも作・演出の池亀さんの初案「くじらのおなか」に対し、
劇団員の意見を入れて全く別物に変わったということで、
ある意味、ぬいぐるみハンターの純度は高い。

「帝○大学ピクニック部」のメンバー、
石黒キャプテン、浅利副キャプテン、
竹田マドンナ、猪股エースの4人は
大学を見降ろす丘の上にピクニックに来た。
テンションの高い3人に比べ、
マスク姿の猪股エースは、端で座り込んでいる。
実は猪股エースはある秘密を抱えていた。

冒頭から、
浅利ねこ、石黒淳士はテンション高めで突っ走る。
竹田有希子がそれらに呼応しながら
マドンナっぷりを発揮。
猪股和麿は他の皆とは違い、
落ち着いた感じで物語にアクセント。

そして何より神戸アキコのパワー。

中盤に登場して、最初の一言から
切れ味鋭い爆笑をかっさらう。
それ以降は、何をさせてもキレッキレ。
ミュージカル調に歌っても、
淀みない長台詞でも楽しませてくれる。

この全員が織り成すパワーとスピード感は、
ぬいぐるみハンターの持ち味だと思う。
前回公演、前々回と比べて客演がなく、
人数が減っても基本としてのそれは変わらない。

60分という一般的には短い上演時間でも、
良い意味で十分と思える内容の濃い作品だった。

今後さらにキレのある劇団員公演を期待したい!

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

渋谷駅

Category : 日ごと

これを書いているのは、
3/16に切り替わった午前1時。

もう終電は無くなっただろう。

3/15は、1日この話題で持ちきりだったのだろう。

東横線の渋谷駅の地上駅が3/15で役目を終え、
明日(3/16)からは、明治通りの地下5階へ移る。

さっき22時頃に通ったが、
混雑のおかげで感慨深さなどは
微塵も感じなかった。

ただ今落ち着くと色々思い出は、
そんなにない(笑)

小さいころから、東京に出るときは大体、渋谷を通って
新宿なり、池袋なりに行っていた。

今から10年前、大学入学の時。
渋谷にあった東急文化会館が閉館したが、
その際に、すでに閉館していた
五島プラネタリウムが
文化会館閉館のイベントで
期間限定復活していて
最後のプラネタリウムに通い詰めた。

五島プラネタリウムは、小学生のころに何度か行って
行った回数は少ないがなぜか思い出深い。
その時でもすでに味のある歴史を感じる
プラネタリウムだった。

桜木町の青少年科学館にあったプラネタリウムとともに
少年時代のノスタルジックな思い出が詰まったところ。

五島プラネタリウムを舞台にした
瀬名秀明さんの小説「虹の天象儀」は良い本です。
ちょっと前にプラネタリウムの番組になったけど、
映画、または舞台化してもらいたい作品だな~。

そんなこんなで
3/16からは地下へ移り、
埼玉方面まで繋がる渋谷。

慣れるまでは大変だろうけど、
東横線の横浜駅のように
いまだにやや不便さが目立つようには
ならないでほしいな。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

なんか地味に
仕事が忙しめ、になってきた。

「忙しめ」というのがポイントで、
これまではかなり、というか相当「暇」でした。
このままどうなっちゃうんだろう?なんて考えても
まだ時間が余る、そんな感じ。

それに比べたら、ちゃんと仕事しているから、
充実しているといえば、
そう言える・・・のかな。

ただ結局、世間一般の忙しい社会人と比べれば、
残業はないし、
例えば帰って寝るだけとか、
体を酷使しているというわけではない。

微妙な忙しさだから「忙しめ」と言った方が
しっくりくるのかも。

あれもやらなきゃ、これもやらなきゃという状態でも
前向きに頑張ろう!って思えるような仕事がしたい。
驕りかな。甘いだろうね。

そんなタイミングで、
劇団がスタッフ募集したり、
チケットを扱う会社が制作者のセミナー開いたり、
俺の周りで自然と道筋が出来ているのか。

今、まさに流行っている、あの先生の言葉が聞こえてくる。

「じゃあ、いつやるか?」
「今でしょ!!」



そんな、毎日。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

演劇は繋がり、だと思う。

初めは、この劇団が、あの俳優さんが気になると
自分の興味の繋がりで観始めた。

Twitterをやり始めて、
俳優さん達と交流をすると、
感想、感謝をやり取りしたり、
そこから繋がって直接会ったり、
応援する俳優さん、劇団が出来てくる。

今回のアマヤドリは、
そんな流れの中の、ある意味帰結であり、
通過点でもある。
出会うことが出来た俳優さん達が
数多く出演されていて
個人的に特別な思いが多かった公演になった。


以下、私信の謝辞も含めて。

【田中美甫さん】
昨年のテノヒラサイズさんの2公演に
客演されていた縁で初めてご挨拶させてもらった
女優さんでした。
今公演でも不思議な役どころで
幻想的なイメージがぴったりでした。
これからのアマヤドリ、
田中さんのご活躍がさらに楽しみになります。

【コロさん】
今日まで演劇を観続けるきっかけ、
一昨年のキャラメルボックス×柿喰う客の
「ナツヤスミ語辞典」より観ていて
男性をも凌駕する力強さには毎度圧倒されてます。
フリーになられてからも、
DULL-COLORED POPの「完全版・人間失格」ではワークインに参加したり、
コロブチカのディナー・ショーで初めてご挨拶させてもらいました。
コロブチカの活動も含め、楽しみにしています。

【百花亜希さん】
DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」、
「完全版・人間失格」を観て、
年末のMCRに客演されたときに初めてご挨拶させてもらいました。
作品ごとで演じている役は違うのに、
役を自分のものにされているという印象を受けています。
また次回お逢いする際にご挨拶させて下さい。

【一色洋平さん】
犬と串の「さわやかファシズム」、「ペール・ギュント」と
その鍛え上げられた身体と運動神経に、
その表現の豊かさに今公演でも魅了されました。
今後、大きな俳優さんになるのだと感じています。
まだご挨拶できていないのが、心苦しいですが、
次回の犬と串の時に、ご挨拶しようと思います。

個人的にトレーナーをされている、
ワークショップにも興味があります。

【港谷順さん】
昨年大晦日の「俺とあがさと彬と酒と」で
スタッフとして参加されていて、
千秋楽バラシ公演の打ち上げに一緒にいました。
今回がちゃんとしたご挨拶は初めてかな。
舞台上と、普段の表情が全く違うイメージでした。
これからまた楽しみにしています。

【鈴木由里さん】
昨年、「うれしい悲鳴」を観た際に
メールで大変丁寧にチケットの応対をしていただいたりと、
その気配りに感激し、感謝しつくせません。
「少女仮面」で凄い出演者陣に囲まれても
物怖じせず堂々とされていたのが印象的でした。
今公演でも千秋楽で活躍ぶりを観れて嬉しかったです。
また劇場でお逢いできるのを楽しみにしています。

【熊谷有芳さん】
「うれしい悲鳴」から始まり、ゲキバカ「シェイク」、
はちみつシアター「バーシブル」と観てきて
Twitterで度々やり取りさせてもらいながら、
昨年大晦日の「俺とあがさと彬と酒と」の千秋楽バラシ公演の
打ち上げの席で初めて挨拶させてもらいました。
身体の線が細いのに、あんなによく通る声、
元気の素はどこから来るのか。
ロッテの行方ともども、今後の活躍をさらに楽しみにしてます。

【笠井里美さん】
コロさんのディナー・ショーでゲストで来られた際に
初めて挨拶させてもらい、
そこから生まれたユニット、タイマンの旗揚げにも立ち会いました。
「うれしい悲鳴」の時から今公演もそうですが、
何故、こんなに大きな舞台でも
負けないパワーが出てくるのだろうと
不思議で仕方ないくらいです。
アマヤドリ、タイマンとさらに楽しみにしてます。

ただ彼ら、彼女らだけでなく、
今公演で27人の素敵な俳優に出逢えたことは、
これからがさらに楽しくなると思う。

最後に、千秋楽の終演後に
偶然とはいえ、作・演出の広田淳一さんにも
初めてご挨拶が出来たのが嬉しかった。
アマヤドリのこれからに期待。

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

     月の剥がれる1

3/4(月)19:30~、3/10(日)14:00~座・高円寺1にて観劇。

※まとまりのない長文になりましたが、ご容赦下さい。

ちょうど一年前。
アマヤドリの前身、ひょっとこ乱舞の最終公演、
「うれしい悲鳴」で、まぁ何かスゴイもの観ちゃったぞって
初めて訪れた吉祥寺シアターでドキドキと
興奮したことを今でも覚えている。

それからアマヤドリとなって、ツアー公演、
第0回公演などを経て、第一回目
旗揚げ本公演の今作へ。


冒頭、暗闇より、あらゆる音やモノが生まれる。

アマヤドリは、淀みない詩のような台詞が魅力で、
ボディパーカッションや群舞などの
パフォーマンスにも見応えがある。

そして遠くない未来の学校の教室。
「怒り」という感情を禁止した(退化させた)世界で
その「怒り」を学ぶために、
昔の「散華」のものーがたりについて語られる。

「散華」は、
自国の軍隊による戦闘行為に抗議するため、
その戦闘行為で発生した犠牲者と
同じ数だけ自決をする平和運動の組織。

その組織に関わる人々と
「散華」の誕生から消滅までが語られる。


初め「さんげ」と聞いた時、「散華」とは浮かばなかった。
その後の会話から「散華」だと分かったら、思わず唸った。
個人的に、大学の卒論で特攻隊を扱ってきた身としては、
この言葉は嫌というほど聞いてきた。
命をかけることを無用に美化した言葉でもある。

暴力でしか、暴力を止めることができない。
それは平和を求めるには、
ある種の究極的な手段を講じねばならないという、
一つの提言のようにも思えた。

そして「うれしい悲鳴」に通じるような政治的、社会的テーマがある。
個人的には、最近目立つようになったデモや社会運動、
赤羽()のつぶやきを発端とすることは、
まるで「アラブの春」に通じる要素もあるのかも。

この「散華」が消滅するのは、
対抗する暴力=戦闘行為の規模が
もはや手に負えないほど拡大したため。

還ってこない命を以ってしても、
変えられない、止められないものがあるということだろう。

終盤、憲法9条のような採択文により、
怒りを放棄することを宣言する場面。

果たして怒りを禁じた世界は、理想の世界なのか。
そんな問いを投げかけているのかも知れない。

最後、再び冒頭の生まれるシーンに還るのが
同じ命自体は還らないが、
万物が繰り返し流転する、
輪廻しているイメージを抱いた。


プレビューが2時間30分。
千秋楽は2時間15分。

いくらかシーンを削りつつ、
追加シーンもあり、
台詞が減ったり増えたりと
プレビューから千秋楽の間で、
ブラッシュアップされていた。

印象としては、
プレビューは「壮大」、
千秋楽は、「洗練」されて観やすくなった。

「世界は最初から完璧にできているから、
僕たちが残せるのは傷跡だけ。」

この宣伝フライヤーにも使われていた台詞は
印象的だったが、これは千秋楽には削られて
なくなっていたと思う(多分)。

舞台美術で床面に引かれた曲線が、
薄暗くなって照明を浴びると
月の表面のように、
ボーっと幻想的な光が浮かぶのが美しかった。

最後の集大成のダンスは満載。
ひょっとこ乱舞時代の
群舞のステップも挿入されたりと、
過去も今も全てひっくるめて
アマヤドリとして進むことが伝わってきた。


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アマヤドリ、旗揚げイベントについて。

終演後、作・演出の広田さんが出てこられて、
色々説明している横で、
今公演の演出助手でカムヰヤッセンの主宰の北川大輔さんが
劇団員らを引き連れて打ち合わせ。

やんややんやとなっているうちに
詳しい事情を把握しきっていない広田さんを尻目に
メイキング風実録アマヤドリの結成のエピソードを
寸劇形式で。

これはこれで力を抜いて観れて面白かった。
劇団員、客演の皆さんや関係者の方々にとっては
なかなか大変なエピソードばかりだけれども。

********************************************

そんな、毎日。

     月の剥がれる2

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

この日

Category : 日ごと

2年前。

この日は金曜日で、仕事が早番だったので、
15時30分に終わる予定。

週末で一番うれしい日のはずだった。

あと1時間を切った、
14時46分18秒。

突然の揺れ。
これまで感じたことのない、
恐怖を実感する地震。

その時から、周囲は騒然とした空気が
一瞬で流れた。
都心は交通がマヒ、下手に外に出ることすら、
用心が必要になる。

東北で起きた地震。
同僚のワンセグで見た津波。

誰彼問わず大きなものを残した。
体験したからこその実感。

だけど伝えるべきはこれだけじゃない。

新潟中越地震だって、
阪神・淡路大震災だって、
引いては
戦時中の各都市の空襲、ヒロシマとナガサキの原爆だって
天災、人災問わず語られるべきこと、
語り継がれるべきことはたくさんある。

全てを一人で網羅することは難しいが、
皆が少しずつ、心に留め、
そして伝えて、前に進む。

だけど、あまり我武者羅になりすぎず、
各々なりのやり方で、スピードで
生きていくことが大事だと感じた、
2年後の3月11日。

東日本大震災。
いつまでも忘れないでいたいものだ。

そんな、毎日。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

             箱庭円舞曲「円」

3/8(金)19:30~こまばアゴラ劇場にて観劇。

オムニバス形式でこれまでの公演に出てきた、
物語や登場人物のサイドストーリー、スピンオフなどを
集めた短編集。

どれも色々なところで繋がっていて
それでいて喜怒哀楽、どの感性も刺激される。


■Intro「12人の凡庸な日本人」
クラブのように踊りながら登場。
裁判員なのか、多数決を取るとなって周囲の様子を気にして・・・。
良く言われる典型的な日本人像が垣間見えた。

■Track 1「みんな私のことが好きだった」
(第七楽章「みんな私のことが好き」より)
某企業の人事室にて。
社員のリストラを実行する部署の悲哀。
他部署の陰口とか、リストラを宣告する役目を
ジャンケンで決めるとか、ちょっとした会社あるあるが可笑しい。
ドライなイマドキの新入社員(北川未来)に
ザワザワさせられた。
ジェネラル(松本寛子)の歌の破壊力が凄かった(笑)


■Track 2「Arabian Spring Nights」
(第十四楽章「とりあえず寝る女」より)
国会議事堂前にて。
一時は盛んだったが、下火になったデモを
もっともらしい理屈で批判する男(和知龍範)。
そんな男にうんざりする女(村上直子)。
どんな理論武装しても、何も意味をなさないということを
ストレートに言い放つ女が気持ち良い。

■Track 3「マドンナー先生」
(第九楽章「大人なのにバカ」、第十五楽章「気付かない奴は最強」より)
予備校講師室にて。
第一志望に落ちて、滑り止めの大学に行くかどうかで悩む三浪の浪人生(櫻井竜)を
慰め諭す、鷹左右先生(松尾美香)と事務の卯月(片桐はづき)。
そこにマドンナー先生こと角川先生(原田優理子)がやってきて
浪人生に対し、一切空気も読まず、オブラートにも包まず、
厳しい現実を言い放っていく。
角川を演じた原田優理子は、背が高く見栄えのする美人なのに、
何故か笑ってしまうくらいストレートな役どころに一層の魅力。

■Track 4「That's Entertainment!」
(第十二楽章「メガネに騙された」より)
成清家のガレージにて。
バンドを組んで武道館を目指すことを夢見るボーカル(玉置玲央)。
だがメンバーは回覧板で募集したり、芋煮会が直近の発表の場だったり、
楽器を弾ける人がいなかったりとなんとも空回り。
メンバーの意見の堂々巡り加減と田舎のような抜けた感じ、
ボーカルの空回り加減がどれも憎めない。


■Interlude「ほんとうの話」
学生時代からの好きな人へ対するエピソードを、
役者がリレーのように繋げていく。
時折、女性の側を男性が言ったり、
異性愛なのか同性愛なのかと思わせるところが面白い。

■Track 5「珍しい恋人~miki mitsuoka rainbow mix~」
(第十六楽章「珍しい凡人」より)
アート支援系NPO法人事務所にて。
芸術家の光岡(須貝英)は、友人で
NPOを止めた元代表、健二(玉置玲央)のことを愛していたが、
気持ちを打ち明けられずにいた。
代表の箭内(小野哲史)や間所刈(小玉久仁子)に相談し、
告白しようとするが。
同性愛の件以上に間所刈のインパクトと破壊力が強い。


■Track 6「今日も誰かのせいにする」
(第十七楽章「いつも誰かのせいにする」)
映画スタジオ控え室にて。
Track 7のラストに挿入される話。
原作者(片桐はづき)が映画監督(小林タクシー)にビンタを食らわす。

■Track 7「ほね☆すて(実写版)」
(第十九楽章「否定されたくてする質問より)
なかなかシーンの要領を得ない俳優(櫻井竜)に
苛立ち、自ら演技指導をする映画監督(小林タクシー)。
そこに原作者(片桐はづき)が訪ねるも、最大の疑問をぶつける。

俳優の抜けた感じに対し、厳しく指導する映画監督だが、
原作者が入って立場が変わってしまうが面白い。
小林タクシーの憎めない感じが、某有名な映画監督みたいに見えた。

■Track 8「ほね☆すて(漫画版)」
(第十三楽章「極めて美しいお世辞」より)
富彌家にて。
夫婦の変遷を描く。
一見、残念な夫(小野哲史)だけど、
ラストで急に見方が変わるのが
優しい感じがする。

■Track 9「世界の男と女の魔法」
アパートの一室にて。
自宅で夫、乾治(須貝英)とアケミ(北川未来)の不倫現場に
居合わせた妻、真理(村上直子)との修羅場を可笑しく描く。
アケミはTrack 1の新入社員、乾治は同じく室長。
乾治の妙な開き直り具合とアケミのドライさに
苛立つ真理、そして何故か登場する間所刈(小玉久仁子)の
さらなるインパクトで怒りを中和する様が面白かった。

■Track 10「○○○」
さまざまな場所にて。
妊娠した妻(片桐はづき)を亡くした男(玉置玲央)のやり場のない怒り。
そして物語は、妊娠が発覚した時、結婚を申し込む時、
と過去に遡っていくのが切ない。
あるシーンで妻の父親役を演じる和知龍範が
ちょっと面白いのも良いアクセント。

■Extra Track「人の終わり」

Track 10から繋がって火葬場にて。
亡き妻が荼毘に付されるのを待つ夫(玉置玲央)。
これまでの登場人物たちが出てきて
旧交を温めたり、繋がりがなかった者同士が絡み合う。
火葬場から煙が出ないことに気付く夫と火葬場の職員のやり取りに
世の中の複雑さ、それ故の残酷さが垣間見えた。
ちょっとした救いで締められているのも良い。

素敵な役者陣に拍手。
そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

いよいよ試合。
年に二回(春と秋)ある団体戦。
ソフトテニスはダブルスが基本で、
団体戦は3ペアで1チーム。

横浜市の団体戦は
上は1部から下は10部まで。
各部5チームの総当たりで
上位2チームが次回で上の部に昇格。
下位2チームが次回は下の部に降格。
JリーグのJ1、J2のイメージ。

かれこれ6、7年やっているが、
当初は6部までしかなかったのに、
参加チームが増えに増えた。

より若く、全国大会に出た、国体に出た
なんて人ばかり。

正直気負いするけども、
やれることやるだけ。
         連続おともだち事件


友達のいない独り者の若者相手に
「友達」をあっせんするレンタルフレンド派遣業者「フレンジー」。
「おひとり様」が増えて「友達」の需要がなくなりつつある状況に
危機感を覚えたウナギモト(金澤涼恵)以下、社員たちは
業績を伸ばすために強引な勧誘セールスを始め、
それをきっかけに「おともだち」を巡る事件が起こる。

クロムモリブデンは、
前々作「節電ボーダートルネード」から観ていて
そのアート感溢れる舞台美術や衣装、
流れ出てくるエッジのきいた音楽と音響、
何より舞台じゅうを駆け巡る
俳優のパフォーマンスに圧倒される。

物語自体より、
それを作る俳優、美術、音楽が相まって
複合的に生まれる面白さが魅力の劇団。

今作は、前々作、前作以上に
物語自体がしっかりしている印象。

現代社会への皮肉まじりで
かつブラックユーモアが効いて面白い。

上手、下手の舞台袖だけでなく、
舞台セット奥から出たり入ったり、飛び込んだり、
パフォーマンスに今回も圧倒された。

クボカンさんは何をしても笑いを起こすな。
台詞にしろ、動きにしろ、
他の出演者に比べて、衣装は一番普通なのに、
良い意味でやっていること、言っていることが
ちょいちょい飛びぬけてくる。


葛木英さんが格好良かった。
黒革の衣装が似合いすぎ。
新メンバーとしての最初の舞台なのに
女王然としたオーラをビシビシ感じた。
と同時に念願のクロムの劇団員になれた
喜びを客席まで感じた。

武子さんは振り回される役どころで、
クボカンさん、板倉さんコンビに振り回されるけど、
やっぱり身体能力の高さを随所に出してくる。
ちょっと違う意味でヒヤっとする場面や
ハプニングで笑わされるところもあったが
シーン毎で表情を切り替えてくるのは流石。

あと幸田さん。
あれほど美人なのに、何故あんなに面白いのか。
ホント終始笑わされた。
スタイルも良いのでただでさえ目を引くのに、
見とれてたらキラーパスかまされるような感じ。

と、ごくごく一部だけど、
全ての劇団員が強烈個性のキャラをもって
描く濃密な世界観は一見の価値あり。

ラストは、鈍い自分でも何となく
「あれ」をモチーフにしたことが分かった。
賛否が分かれるところだろうが、
取り扱った勇気には敬意を表したい。

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

何だか

Category : 日ごと

日々はあっという間に過ぎ、
こんな感じでいつまでも
進むのかと思うと、
残念で寂しいな気もあり。

けれど、毎日楽しい!

今週は特に演劇ウィークで、
色んなところを、刺激される。

この刺激、感動をエネルギーに変えて、
来週末の試合に挑む!

前回記事「演劇との関わり~その1~」からの続き。

①幼少~少年時代の環境
    ↓
②従兄の影響
    ↓
③キャラメルボックスとの出会い
    ↓
④そして2011年夏

②で従兄の演劇を初めて観たわけだが、
その後、従兄は大学でこちら(横浜)の大学へ
やってくることとなる。

単純に今まで年に一度くらいしか会えなかったのが、
これからはいつでも会えるのだけでも嬉しかった。

従兄はその行動力で、大学に入り演劇サークルをつくる。

その演劇サークルの旗揚げ公演に
親や祖父母と観に行った。
そこで上演していたのが、
演劇集団キャラメルボックスの作品、
「銀河旋律」だった。

演技も旗揚げされたばかりの劇団にしては、
出来が良かったと記憶している。
それ以上に物語が印象的でとても心に残っている。

その後、3ヶ月に一度くらいのペースで
「広くてすてきな宇宙じゃないか」
「ハックルベリーにさよならを」
「嵐になるまで待って」
とキャラメルボックスの作品を連続上演。

どれも素敵な作品だった。

ここでキャラメルボックスという劇団を知り、
③の大学時代に「スケッチブックボイジャー」で
初めて本物のキャラメルボックスに出会った。(続く)

そんな、毎日。

テーマ: 思うこと
ジャンル: 学問・文化・芸術

   発情ジュリアス・シーザー


3/3(日)14:00~青山円形劇場にて観劇。

先日観た、全キャストの配役をシャッフルした、
「乱痴気公演」に対し、通常公演は「本痴気」と呼ばれる。
この回は、「本痴気」であり、東京公演の千秋楽。

ブルータス役の深谷由梨香、キャシアス役の渡邊安理は
声がよく通ってて力強く、安定している。

ジュリアス・シーザー役の川上ジュリアは、
乱痴気では、占い師などを楽しそうに演じていた。
本痴気だと小さく可愛らしい姿が、
民衆の支持を一身に受けるシーザーの偶像っぽさを
別の意味(現代のアイドルに近い)で出しているようにも見えた。

アフタートークでキャスティングの際に意図せず、
名前と役名が似通うという偶然もあり、
役者の名前と役名の関係(最近そういった事例が減った)という話になった。

今回特筆すべきは、アントニー役の七味まゆ味。
乱痴気では、シナというブルータスの仲間の一人で
風貌がおとぼけな感じで、度々笑わせてくれた。
が本痴気では一転、風貌だけでは分からない、
策士なカリスマ感溢れるアントニーを演じていた。

中盤の民衆を前にした演説のシーンなど、
べらんめえ口調がまるで昔の時代劇のような趣すらあった。
キャストの中で一番、口調を上手く使いこなしていたのではないか。

メテラス役の石橋奈津美は、
終盤の敗走する中でブルータスとの別れのシーンは
一番気持ちが入っていた。

我妻三輪子は、その独特の空気感で
ブルータスの従者ルーシアスを
可笑しく可愛らしく演じ、楽しませてくれた。

と書ききれないが、若いキャストが多く
フレッシュで清々しい空気を
柿喰う客劇団員と常連客演陣が支える
また新しいシェイクスピアを観た。

そんな、毎日。

テーマ: 演劇・劇団
ジャンル: 学問・文化・芸術

     戯曲セミナー1        戯曲セミナー2


上の絵にもある、
日本劇作家協会というところが行う、
戯曲セミナーに参加することにしました。

動機は、3つある。

一つ目は、もう2年ほど前から演劇を、
特に小劇場という世界を観てきて、
色々と触発されていき、
この演劇にもっと深く関わってみたいと思ったから。


二つ目は、これまで夢とかやりたいこととか、
漠然と色々考えたりしてきて、
それに踏ん切りをつけていこうと。

今までも
小さいことは、SF映画の影響で科学者になりたい、とか。
映画が好きだから映画監督とか映画を撮る何かに携わる、とか。
映画でも特に香港映画好きだから、
ジャッキー・チェンとかと仕事したい、とか。

就職活動するときも映画配給の会社とか、
書類は出したけど、よく言われる、
「好きなものを仕事にする」ことへの考え方。

好きなものが好きでなくなる、
仕事にすると嫌な面が多く見えてきて嫌になるだろう、
「好き」だけが動機ではすぐ辞めたり、
諦めやすくなる・・・etc.

けれどそう思っていて何かしたかと言えば、
何もしていない。

世間体、周りの目、意見などを
人並み、いやそれ以上に気にするし、
意思も弱いから実行までには至らなかった。

やりたいと思ったことを挑戦するのは、
実際何歳になってもやっていいが、
思い立ったら吉日、なるべくなら早い方が良い。
とにかくやってみたいと思ったこと。

三つ目は、好きなもののもっと違う面を知るため。
実際、嫌なこと、大変なこと、辛いこと、
面倒なこと、ダメなこと・・・
色々肌で感じてそれで自分がどうしたいか、
知った上で選択したいと思ったから。


費用は、親に借り少しずつ返していく。
なので、当然ながら全力でやるつもり。
たとえこれで結果がついてこなくても、
ただ経験しただけになったとしても、
無駄にはならないと思う。

他の人から見れば、ただの習い事に見られることもあるだろうし。

とりあえず、春以降一歩違う世界に
片足を入れていきます!

そんな、毎日。
           世界にひとつのプレイブック2
(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.

3/1(土)21:05~TOHOシネマズららぽーと横浜にて鑑賞。

いや~イベントが起こるわけではないが、
面白い映画でした。

<あらすじ>
妻の浮気が原因で精神のバランスを崩したパット(ブラッドリー・クーパー)。
精神病院を退院し、仕事と家庭を失って実家で両親と暮らすこととなる。
リハビリ生活を始めるも、本人は治ったと言いながら、
接近禁止令の解けない妻ニッキ(ブレア・ビー)と会うことだけを考えていた。
投薬治療を拒否して度々トラブルを起こし、周囲に迷惑をかけていた。

そんな中、地元の友人ロニー(ジョン・オーティス)と再会し、
食事に招かれた席で彼の妻ヴェロニカ(ジュリア・スタイルズ)の妹、
ティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会う。

初対面から奔放に振る舞い、パットを翻弄するティファニー。
彼女もまた夫を亡くしたショックで心に問題を抱えていた。

ティファニーは、姉とともにニッキと付き合いがあり、
パットがよりを戻す手伝いをすることを提案。
その交換条件としてダンス・コンテストにパートナーとして
出場することを迫られるパットだったが…。



監督が「ザ・ファイター」、「スリー・キングス」などの
デヴィッド・O・ラッセル。

彼も主人公のパットのように
ハリウッドでトラブルを起こして干されていたという。

ブラッドリー・クーパーはイケメンで
そのままなら文句のない男だが、
その躁うつを抱える男を悲哀を交えて
丁寧に演じていた。

そしてジェニファー・ローレンス。
先日のアカデミー賞でも見事に主演女優賞を獲ったが、
賞うんぬんよりも
ブラッドリー・クーパーやロバート・デ・ニーロなど
そうそうたる顔ぶれの中でも
負けない存在感の強さが凄い。

これで22歳というのが、色んな意味で信じられない(笑)

女性としても魅力的だし、
まだ少女のような純粋さもありつつ、
冷めた目で周囲を見渡すクールさもある。

世界にひとつのプレイブック1
(C)2012 SLPTWC Films, LLC. All Rights Reserved.


自分を理解できずに苦しんでいる人(=パット)と
自分を理解して苦しんでいる人(=ティファニー)が
出会ってお互いの苦しみを見て
自分の苦しみを見つめ直す。

過去に囚われて苦しんでいる人(=パット)と
先を見ようとして苦しんでいる人(=ティファニー)が
お互いを知って自分にない何かに気づく。

悩んだとき、決してすんなり行かなくても
ちょっとずつ変わろうとすること、
それに少しの勇気と思いやりが必要だと
感じさせてくれた映画。

そんな、毎日。

   

テーマ: 映画
ジャンル: 映画

   発情ジュリアス・シーザー


2/28(木)19:30~青山円形劇場にて観劇。

柿喰う客の女体シェイクスピアの第3弾。

思えば、2年前の第1弾「悩殺ハムレット」が
柿喰う客名義で最初に観た作品だった。

正直シェイクスピアは、「ロミオとジュリエット」、
「真夏の夜の夢」しか知らず、
四大悲劇は作品名しか知らぬ有様だった。

それを女性だけで、新しい解釈も入れて
上演するこの試み、
奇抜なアレンジと軽快な演出、
作品自体の原作への興味が湧いて、
女優陣の魅力を存分に楽しめる。

今回は、「和」をテーマに、
江戸言葉(べらんめえ調)で
歌舞伎などの要素を取り入れられていた。

「和」といっても江戸時代というよりは、
幕末~明治~大正期の「和」だろう。
袴にブーツ、権力者は西欧風の軍服やドレスなど、
江戸までの日本文化と西洋の文化が
入り混じって混沌とした時期の「和」のように思えた。

これまでの「悩殺ハムレット」、「絶頂マクベス」は
復讐劇だったが、今作は政治劇。
よって明確な悪役が存在せず、政治を舞台にした
男同士の絆、友情を描く青春群像劇のようであった。

乱痴気の異様な緊張感が今回あまりなかったのは、
若いが巧みなキャストのためか。

深谷由梨香演じるアントニーが
シーザーの死後、急速にカリスマっぽく
力を増す様が印象的。

キャスカ役の渡邊安理は、安定して
思わずなるほどと思った、
モノマネを入れた笑いで楽しませてくれる。

ブルータス役の葉丸あすか、
キャシアス役の鉢嶺杏奈は
日本風に言えば「志士」、
国を世を思い真っ直ぐに行動する若さが出ていて
清々しく感動した!

アフタートークで知ったが、
先の二人は同じ大学の同期、
本痴気(通常版)のブルータス(深谷由梨香)と
キャシアス(渡邊安理)は同じ高校出身の友人と、
どちらもそんな繋がりがあっての
役どころのようだ。

シーザー夫人のカルパーニア役、岡田あがさは
とにかく細かいところまで笑いなどを詰め込んでくる
サービス精神が凄い。
そして後半、シーザーの甥、オクタヴィアヌスになると
カリスマ素質溢れるイケメン戦士となり、
強烈な格好良さ!この変わりようが物凄い。

他のキャストも若く、良い世界を作られていた。

荻野友里、川上ジュリアの
コメディリリーフも面白かった。

そんな、毎日。

柿喰う客「発情ジュリアス・シーザー」特設サイト

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